日本人の気質

どんなにオープンマインドになって、

どんなに海外が好きでも、

どうしても日本人の性なのか、

「こうやったら良くなるのになー」って思ってしまう。

 

日本人は真面目だとか、仕事し過ぎ、とか言われるけど、

一方で「日本製品は壊れないから好き。高いけど…」とも言われる。

 

改善すべき箇所が分かること、

そしてちょっと先を読むこと。

この二つがセットになったらきっと日本人って、

素敵な種族になると思うのです。

 

最近はちょっと先を読む事が苦手になっていて、

その背景には組織の重たさとか、

慣習に従うことを是としたきた文化だから、

抗うことやはみだすことに慣れていないことなんかが、

起因しているのだと思う。

 

このちょっとだけ先を見通す力って、

実は誰でも手にすることが出来る訳じゃない。

最前線に立ち続け、かつ能動的に時代に生きていないと、

絶対に本質的な未来は見いだせない。

良い意味で空気読まないことが大事。

 

つまるところ、どんなに最前線と呼ばれるところで働いていても、

仕事を作っているのか、与えられているのかで、

全くといって異なってします。

意識的にフロントにたって、やってみて、

感じてみて、初めて次ぎすべきことがうっすらと見えてくる。

 

見通す力とそれを信じる力。

これってサードパーティーやステイクホルダーが多いと、

どんどんノイジーになっていって見えなくなってくるし、

信じられなくなって行くんだよねー。

そうなってくると結局せっかく培っていた能力も、

惰性と諦めにさらされて劣化して普通のピープルになってしまう。

 

本当の大発明ってなくて、

本当は小さな改善を積み重ねることで生まれるケースが多い。

何かを応用したり、異分野の技術を応用したり、

それって本来凡人にも出来るはずであって、

その為には当たり前だけど色々な分野をしっておくこと、

色々な分野の仲間や友人がいること。

他人に興味を持ち続ける事が大事だったりする。

 

そんでもって、今までにもっていない経験を渇望することから、

ピボットは生まれるし、誰にでも見つけられるものじゃない。

 

だから、未経験を求め続ける事が僕にとっては大事だし、

異種族のひとたちと関わることが大事だったりする。

少し先を見る力を醸成するために。